2019年4月1日、大阪市の5つの博物館、美術館(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪市立科学館、及び大阪歴史博物館)は、地方独立行政法人 大阪市博物館機構の下で、新たなスタートを切ることになりました。
大阪市の博物館、美術館はこれまで、市民の皆さまはもとより、多くの方々のご理解、ご支援をいただきながら、歴史・美術から自然・科学に至るまで多様な分野において、それぞれの専門性を活かしながら、展示や調査研究など、博物館活動の充実、発展に努めてまいりました。
今回、博物館、美術館を地方独立行政法人化するのは、全国で初めての事例となります。また、種類の異なる5つの博物館・美術館に加え、大阪市が2021年度のオープンに向けて整備を進める大阪中之島美術館の開館準備も含めて一体的に運営するのも、初めての試みです。
今後は、各館の特色を生かしながら、あわせて、複数の施設が連携することによる相乗効果を発揮し、ミュージアムビジョンに掲げられた「都市のコアとしてのミュージアム」を実現し、皆さまと共に「大阪を元気に」していきたいと考えております。
どうぞ、大阪市の博物館、美術館へお越しください。
そこにはきっと、新しい発見があります。
さまざまな感動、ワクワクする体験が待っています。
皆さまとお会いできる日を、一同心よりお待ち申し上げております。
2019年4月1日
地方独立行政法人 大阪市博物館機構
理事長 真鍋精志