大阪商工会議所との包括連携協定について

包括連携協定の締結について

地方独立行政法人大阪市博物館機構は、2023年421日に大阪商工会議所と包括連携協定を締結しました。

包括連携協定では、両団体が相互に連携・協力して、大阪が育んだ文化・風土のすばらしさを発掘・発信し、都市魅力の向上を図ることなどを通じて、大阪への郷土愛と誇り「シビックプライド」の醸成と地域の活性化に努め、都市大阪の発展に寄与することを目指します。

連携協力の概要

主な連携事業としては、大阪商工会議所が2009年度から実施してきた「なにわなんでも大阪検定」の過去データを活用し、大阪市博物館機構の6館等の展示等と連携したWEBクイズを実施します。また、都市大阪発展の起爆剤となる2025年大阪・関西万博に向けた展覧会・講演会等の開催を通じて大阪の都市魅力を発信するほか、当機構の美術館・博物館が所蔵する名画12点を掲載したカレンダーを大阪商工会議所の会員企業等を対象に制作します。

※大阪市博物館機構の6館:大阪市立美術館大阪市立自然史博物館大阪市立東洋陶磁美術館大阪市立科学館大阪歴史博物館大阪中之島美術館

大阪市博物館機構は、多様な博物館・美術館を一体運営する全国初の地方独立行政法人として2019年4月に発足し「都市のコアとしてのミュージアム」をビジョンに掲げ、「大阪を元気に」するための活動などを展開しています。2025年には、大阪・関西万博開催時に各館が所蔵する「大阪の宝」をその来歴も含めて紹介する、6館による収蔵品展「大阪博」を開催し、大阪の都市魅力や賑わいの創出に寄与するべく各種の取組みを進めていきます。

当機構と大阪商工会議所は、いずれも大阪の地域活性化を目指す団体で、連携による事業の相乗効果も期待できることから、このたびの包括連携協定締結を機に、相互に連携・協力して、各種事業に取り組みます。