イベント情報

全国同時七夕講演会2024 「アマテラス粒子」の検出 ~宇宙でもっとも高いエネルギーをもつ粒子の謎(2024年8月24日(土))

大阪市博物館機構×大阪公立大学 博学連携事業  全国同時七夕講演会2024

2009年にガリレオ・ガリレイが世界で初めて望遠鏡を宇宙に向けてからちょうど400年になることを記念し、国際連合・ユネスコ・国際天文連合はこの年を「世界天文年」と定めました。それにちなんだ企画として始まった「全国同時七夕講演会」は、毎年多くの方々にご参加いただき、主催者にとっても楽しい講演会となっています。ご来場をお待ちしております。

詳細・お申込みはこちら

1. 開催日時

2024年8月24日(土) 13:30~15:30(開場13:00)

2. 会場

大阪市立科学館 研修室(地下1階)
HP:https://www.sci-museum.jp/
住所:〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-1

3. 講師

藤井 俊博
大阪公立大学大学院理学研究科 准教授/南部陽一郎物理学研究所 兼任研究員
(物理学専攻 宇宙・高エネルギー物理学講座 宇宙線物理学研究室)

4. 講演概要

わたしたちの身の回りには、「宇宙線(うちゅうせん)」と呼ばれる高エネルギーの粒子がふりそそいでいます。1912年に発見されたこの宇宙線は、わたしたちが生まれるはるか昔 、太陽や地球ができる前から存在していました。これまでの一世紀をこえる観測研究から 、宇宙線の中には地球では実現できない、10の20乗電子ボルトをこえるきわめて高いエネルギーをもつ「極高エネルギー宇宙線」が存在していることが明らかになりました。
極高エネルギー宇宙線が、どこでどのように生まれ、地球にやってきたかについては明らかになっておらず、宇宙における最大の謎のひとつとなっています。
本講演では、宇宙線の謎について説明し、北半球最大の実験装置であるテレスコープアレイ実験、そして史上最大級のエネルギーをもつ宇宙線「アマテラス粒子」について説明します。

5. 対象

内容は中学生以上を対象としていますが、どなたでも参加できます。

6. 定員

80名(定員を超えた場合は抽選)

7. 参加費

無料

8. 講演会の詳細と申込方法

講演会の詳細や申込方法は、大阪公立大学 生涯学習・公開講座Webサイト へ。

10. その他

・チラシ 〈PDF〉