広報誌『大阪ミュージアムズ』第22号(2022年9月20日発行)
特集「ミュージアムで聖地巡礼」
レアでコアな体験を。―「聖地」としてのミュージアム。
<P2-3>
・大阪市立科学館
\原子核・素粒子研究の聖地 /
〈コッククロフト・ウォルトン型加速器〉
湯川秀樹にも影響を与えた⁉
先端科学の街・大阪を伝える実験機。
・大阪市文化財協会
\大坂七墓めぐりの聖地 /
〈梅田墓の発掘〉
これが聖地巡礼の起源!?
江戸時代の暮らしを伝える墓の存在。
・大阪市立美術館
\中国石造彫刻の聖地/
実業家山口謙四郎氏が愛し、
集めた中国石造彫刻を譲り受け、
国内最多の所蔵数。
<P4-5>
・大阪市立自然史博物館
\氷河時代研究の聖地 /
地面の下に隠された、大阪平野の自然の歴史。
・大阪中之島美術館
\関西前衛アートの聖地 /
リーダー吉原治良の作品数は世界最多。
謎多き「具体」に出合う。
・大阪歴史博物館
\芝居の聖地 /
大大阪の時代の〈道頓堀 角座〉
華やかなりし道頓堀は、
感動、涙、笑いの娯楽がいっぱい。
・大阪市立東洋陶磁美術館
\数寄者の聖地/
枕の側面に穴をあけて花入に。
その経緯に見える、数寄者の美学。
<P6-7>「ミュージアムの推しごと」
★COLLECTOR’S EYE
〈大阪歴史博物館〉
古代の都、大阪に実在したモノを
刺繍のアクセサリーにアレンジ。
新都・難波宮に集まった物産品ブローチ 3種 / 各1,210円(税込)
★推したくなる!キュンなひと
〈大阪市立陶磁美術館〉
白い肌に真剣な表情。
柿右衛門様式のはっけよい。
《色絵 相撲人形》江戸時代 (1680年代頃)
★おたQ(キュー)
〈大阪市立自然史博物館〉
Q:鳩はカラスが嫌いなの?
屋根に巣をつくりかけた鳩が
カラスの声をきっかけに逃げ出した。
そのワケは?
★ミュージアムのお仕事
〈大阪市立科学館〉
学芸員とともに商品をセレクト、
何度来ても楽しめる科学館に。
―西岡直子さん 曽我部孝子さん
★推しの真相
〈大阪中之島美術館〉
新しい芸術を生んだ2人が見つめた、
よき時代のパリの女性、風景。
ロートレックとミュシャの「サロン・デ・サン」のポスター
★映えなView(ビュー)
〈大阪市立美術館〉
美術鑑賞へのときめきを高める
クリスタルガラスの輝き。
エントランスホールのシャンデリア
<P7>
10-12月の展覧会スケジュール
大阪市立自然史博物館
・「第22回 こどものためのジオ・カーニバル」
・「大阪自然史フェスティバル2022」
・特別展「大阪アンダーグラウンドリターンズ(仮)」
大阪市立科学館
・プラネタリウム「宇宙美術館2022」
・プラネタリウム「星の誕生」
・サイエンスショー「なが~い分子!ポリマーであそぼう」
・企画展「鉱物の魅力」
・プラネタリウム「火星を歩く」「オーロラ」
大阪歴史博物館
・特集展示「新発見!なにわの考古学2022」
・特別企画展「刀剣~古代の武といのり~」
・特集展示「大阪近郊の農業―農具とわざの諸相―」
大阪中之島美術館
・「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」
・大阪中之島美術館 国立国際美術館 共同企画
・「すべて未知の世界へ — GUTAI 分化と統合」
設置協力場所
大阪市立の主要博物館・美術館、大阪市内各区役所、図書館のほか、観光案内所など