プレスリリース

【プレスリリース】大阪市博物館機構 大阪市立美術館名誉館長及び大阪市博物館機構 大阪市立東洋陶磁美術館名誉館長の称号授与について

地方独立行政法人大阪市博物館機構が設置及び運営する大阪市立美術館において、篠雅廣館長が、大阪市立東洋陶磁美術館において出川哲朗館長が、いずれも令和4年3月末をもって退任することとなりましたのでお知らせします。
これに伴い両館長には、名誉館長の称号を授与します。


【大阪市博物館機構 大阪市立美術館名誉館長】
篠 雅廣 大阪市立美術館長 経歴

職歴:
平成4年4月 福井県立美術館主査学芸員
平成5年4月 財団法人西宮市大谷記念美術館学芸課長
平成12年4月 京都市美術館学芸課長
平成16年4月 高知県立美術館長
平成19年4月 大阪市立美術館学芸課長
平成20年4月 同 館長
平成22年4月 ゆとりとみどり振興局副理事
・・・・・・・(財団法人大阪市博物館協会派遣大阪市立美術館長)
平成23年3月 大阪市退職
平成23年4月 財団法人大阪市博物館協会大阪市立美術館長

主な著書:
単著『小出樽重』(新潮社、平成9年)
共著『阪神間モダニズム』(淡交社、平成9年)

委員等:
京都国立近代美術館資料購入会委員
ふくやま美術館専門委員

篠館長メッセージ:
東京都美術館、京都市美術館(現・京都市京セラ美術館)、そして大阪市立美術館、戦前から続く3つの公立美術館で勤務しましたが大阪市立美術館に勤めることができたのは、学芸員冥利に尽きる人生でした。
2025年開催予定の大阪・関西万博にあわせて、大阪市立美術館も改修にはいります。3年後の春には世界中の大都市には必ずある世界基準の美術館となる予定です。美術館は新しい体制に入りますが、これまで同様のご支援を賜りたい所存です。ありがとうございました。


【大阪市博物館機構 大阪市立東洋陶磁美術館名誉館長】
出川 哲朗 大阪市立東洋陶磁美術館長 経歴

職歴:
昭和58年4月 西宮市大谷記念美術館学芸員
昭和62年4月 財団法人大阪市美術振興協会 大阪市立東洋陶磁美術館学芸員
平成4年7月  同 学芸課長
平成20年4月  同 館長兼学芸課長
平成22年4月 公益財団法人大阪市博物館協会
・・・・・・・学芸監兼大阪市立東洋陶磁美術館長
・・・・・・・兼大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長

主な著書:
共著『明末清初の民窯』(平凡社、平成12年)
共著『アジア陶芸史』(昭和堂、平成13年)

委員等:
東洋陶磁学会常任委員
民族藝術学会理事
滋賀県陶芸の森美術館評議員
兵庫県陶芸美術館運営委員
愛知県陶磁美術館資料委員会委員
国立国際美術館評議員
一般社団法人全国美術館会議副会長

出川館長メッセージ:
館長を勤めさせていただきました14年間は、とても充実した豊かな時間でした。
私は、様々な方々の手厚いご支援を賜り、世界的な陶磁専門美術館の発展に尽力してまいりました。
本当に貴重な経験をさせていただき、心より感謝いたします。新館長のもとで大阪市立東洋陶磁美術館がさらに進化・発展していくことを信じて疑いません。皆様の一層のご支援を是非ともお願いいたします。