プレスリリース

【プレスリリース】大阪市立自然史博物館:テーマ展示「絶滅危惧種 東南アジアの霊長類 〜奥田達哉写真展〜」を開催します(会期:2023年3月11日-5月12日)

大阪市立自然史博物館では、令和5年3月11日(土)から5月12日(金)まで、テーマ展示「絶滅危惧種 東南アジアの霊長類 〜奥田達哉写真展〜」を開催します。

東南アジアのジャングルで出会う霊長類の大多数の種が絶滅危機に直面しています。主な原因は生息地である森林の急激な破壊と密猟であり、いずれも人類に起因するものです。「手遅れになる前に、この状況を多くの方に知ってもらいたい」そんな思いに駆られて、写真家の奥田達哉氏は2年間にわたり霊長類を集中的に撮影しました。本展では、奥田氏の撮影した東南アジア霊長類の絶滅危惧種の写真の中から、ユニークな約10種を20メートル以上にわたる壁面での大型写真パネル展示でご紹介します。

人類に最も近い野生動物である霊長類の表情の豊かさ、濃密な家族関係、種ごとに異なる個性的な生態、絶滅危機に瀕しながらも懸命に生きる姿など、なかなか観察できない貴重な瞬間を捉えた奥田氏の写真をご覧いただき、彼らの保全・絶滅回避のために日本に住む我々が出来る事は何かを、共に考えていただくきっかけになれば嬉しく思います。

<奥田達哉氏プロフィール>

1961年大阪府生まれ。京都大学法学部卒。
学生時代より自然を好み、1985年より現在まで37年以上に亘りビジネスマン生活を送りながら、アラスカから熱帯雨林に及ぶ国内外の様々なフィールドでの野生生物観察をライフワークとする。40年近くにわたる観察経験を活かし、写真を通じ野生生物の素晴らしさを共有・発信する為、2015年に一念発起、野生生物撮影を本格的に開始し今日に至る。
Nature’s Best Photography Asia 2018 コンテストにてWildlife 部門Winner 受賞(受賞作品は1年間、米ワシントンDCのスミソニアン博物館で展示)。Nature’s Best Photography Asia 2020 コンテストにて全部門通してトップのGrand Prize受賞。

写真展『絶滅危惧種東南アジアの霊長類』富士フイルムフォトサロン東京・大阪:2022年2月。神奈川県立生命の星・地球博物館:2022年11~12月。写真集『絶滅危惧種東南アジアの霊長類』奥田達哉(2021年、青靑社)。奥田達哉の活動・写真集等詳細は、ウェブサイト を参照ください。

1. 名称

テーマ展示「絶滅危惧種 東南アジアの霊長類 〜奥田達哉写真展〜」

2. 主催

大阪市立自然史博物館

3. 会期

令和5年3月11日(土)~5月12日(金)
※開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

4. 休館日

月曜日(ただし5月1日は開館)

5. 会場

大阪市立自然史博物館 本館1F ナウマンホール
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6697-6221
FAX:06-6697-6225
大阪市立自然史博物館ホームページ
OsakaMetro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

6. 観覧料

常設展入館料(大人300円、高校生・大学生 200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。

7. 後援

WWF ジャパン、NPO法人日本オランウータン・リサーチセンター

8.その他

大阪市立自然史博物館HP 展覧会詳細ページ