【プレスリリース】大阪市立自然史博物館:特別展「恐竜博2023」を開催します(会期:2023年7月7日-9月24日)※プレスリリース第2弾
大阪市立自然史博物館ネイチャーホールにて、 2023年7月7日(金)~9月24日(日)の期間、特別展「恐竜博2023」を開催いたします。
本展では、鎧竜(よろいりゅう)史上最高の完全度と謳われるズール・クルリヴァスタトルの実物化石を中心に、身を守るためにトゲやプレートを進化させた装盾類(そうじゅんるい)(剣竜と鎧竜の総称)の進化について解説しながら、「攻・守」をキーワードに恐竜たちの進化を読み解きます。
「守」を代表する恐竜として取り上げるのが、アンキロサウルス類の鎧竜・ズールです。その実物化石はカナダ・ロイヤルオンタリオ博物館( ROM )以外では初公開*となります。ズールは、頭骨から尾の棍棒(こんぼう)まで揃って、アメリカの約7600万年前の地層から発見されました。アンキロサウルス類では初の事例です。全長約6mもあり、アンキロサウルスと肩を並べる最大級の鎧竜です。本展では、鎧竜類に特徴的な頭部から胴体を覆う装甲、尾の棍棒までを展示します。
「攻」を代表する恐竜としては、ズールと同じ時代に生きた ゴルゴサウルス (ティラノサウルス類)の全身復元骨格もズールの全身復元骨格と相対するように展示。当時の恐竜たちの「攻・守」を臨場感ある展示で体感いただきます。
また、2020 年に国立科学博物館とアルゼンチン自然科学博物館との共同調査チームが発掘し、2022年に新種と発表された、南半球の頂点的存在だったといわれる肉食恐竜マイプ・マクロソラックスを、白亜紀最末期に北半球の生態系のトップにいたティラノサウルス・レックスなどと対比させながら紹介。「攻・守」を切り口に、最前線の研究や、恐竜絶滅の謎に迫ります。
*先だって東京会場(3月14日~6月18日)で公開されました。
1. 展覧会名
特別展「恐竜博2023」 | THE DINOSAUR EXPO2023
2. 会期
2023年7月7日(金)~9月24日(日)
3. 開館時間
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
4. 休館日
月曜日(祝休日の場合はその翌日。ただし、8月7日、14日は開館)
5. 会場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
6. 主催
大阪市立自然史博物館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、朝日新聞社
7. 協賛
INPEX、Gakken、DNP大日本印刷
8. 学術協力
ロイヤルオンタリオ博物館
9.後援
大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会
10.展覧会公式サイト・公式SNSなど
展覧会公式サイト
公式Twitter:dinoexpo2023
公式Instagram:dinoexpo2023