【プレスリリース】大阪歴史博物館:特別展「猿描き狙仙三兄弟 -鶏の若冲、カエルの奉時も」を開催します(会期:2020年2月26日-4月5日)
大阪歴史博物館では、令和2年2月26日(水)から4月5日(日)まで、6階特別展示室において、特別展「猿描き狙仙三兄弟 -鶏の若冲、カエルの奉時も」を開催します。
江戸時代の大坂で名高い絵師のひとりに、森狙仙(そせん)(1747?~1821)がいます。彼は「猿描き狙仙」ともいわれ、「もふもふ感」あふれるリアルな動物画を得意としました。狙仙には二人の兄、陽信(ようしん)(1736?~1808?)と周峰(しゅうほう)(1738~1823)がおり、当時は著名な絵師でした。その二人の兄は狩野派の描法を受け継ぎながらも、時には見る者に笑みをもたらす愉快な作品も残しています。
狙仙と同時代には、鶏の伊藤若冲(じゃくちゅう)、虎の岸駒(がんく)、蛙の松本奉時(ほうじ)、戯画の耳鳥斎(にちょうさい)など一芸に秀でた画家が現れました。本展では、猿の絵で名高い狙仙にちなみ、彼らのお家芸も紹介します。
これまで狙仙三兄弟を取り上げた展覧会は開催されたことがなく、本展覧会が史上初の企画となります。若冲コレクションで有名なJ・プライス氏をはじめ、海外でも高く評価される狙仙の作品、そして大坂や京都の動物絵画を数多くご覧いただける好機です。
1. 名称
特別展「猿描き狙仙三兄弟 -鶏の若冲、カエルの奉時も」
2. 主催・後援・協賛
主催:大阪歴史博物館、NHKプラネット近畿
後援:NHK大阪放送局
協賛:ニューカラー写真印刷株式会社
3. 会期
令和2年2月26日(水)から4月5日(日) 火曜日休館
4. 開館時間
午前9時30分~午後5時(会期中の金曜日は午後8時まで)
ただし、入館は閉館の30分前まで
5. 会場
大阪歴史博物館 6階 特別展示室
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
電話:06-6946-5728
ファックス:06-6946-2662
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
(最寄駅)地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅②・⑨号出口
シティバス「馬場町」バス停前
6. 観覧料
〔特別展のみ〕大人1,000(900)円、高大生800(720)円
〔常設展との共通券〕大人1,500(1,440)円、高大生1,120(1,080)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
7. 出品数
約100点 ※会期中、作品の一部展示替えがあります。