地方独立行政法人 大阪市博物館機構

プレスリリース

大阪歴史博物館:特集展示「押絵「西国三十三所観音霊験記」と生人形」を開催します(会期:2020年1月8日-3月2日)

大阪歴史博物館では、令和2年1月8日(水)から3月2日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「押絵「西国三十三所観音霊験記」と生人形」を開催します。

熊本出身の生人形師、松本喜三郎(まつもと きさぶろう)の代表作「西国三十三所観音霊験記」は明治時代に東京の浅草、大阪の千日前などで見世物興行され、まるで生きているような人形が登場する各観音霊場の説話の場面展示で、大いに人気を博しました。押絵「西国三十三所観音霊験記」は、その生人形の意匠をもとに、明治42年(1909)~大正2年(1913)にかけて制作されました。制作には熊本の3人の女性が関わり、完成した作品は約20年にわたり大阪を含む全国各地の寺院、学校、百貨店等を巡り展示公開されました。

昭和28年(1953)、作品は熊本市内の観音堂に奉納されましたが、時代とともに傷みが激しくなり、平成26年度に文化財として受け入れた熊本県益城町が修復事業を開始します。平成28年(2016)4月の熊本地震では、修復中の押絵作品は被害の最も激しい地域にありながら、奇跡的に無傷で救出され、修復完成の後、再び公開されるようになりました。

本展では、益城町教育委員会所蔵の押絵「西国三十三所観音霊験記」を一堂に公開するとともに押絵作品の下絵、当館所蔵の生人形池之坊などの関係資料を合わせて展示します。震災を経験し甦った文化財を通じて、あらためて災害と文化財について振り返る機会とします。

1. 名称

特集展示「押絵「西国三十三所観音霊験記」と生人形」

2. 主催

大阪歴史博物館、NPOくまもと文化財プロジェクト

3. 後援

熊本県教育委員会

4. 特別協力

益城町教育委員会

5. 協力

日本画工房 浮島館

6. 会期

令和2年1月8日(水)~3月2日(月)
※火曜日休館、ただし2月11日(火)開館、12日(水)休館

7. 開館時間

午前9時30分~午後5時
ただし、2月28日(金)は午後8時まで開館
※入館は閉館30分前まで

8. 会場

大阪歴史博物館 8階 特集展示室(常設展示場内)
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
電話 06-6946-5728 ファックス 06-6946-2662
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
(最寄駅)Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅②号・⑨号出口
大阪シティバス「馬場町」バス停前

9. 観覧料

常設展示観覧料でご覧になれます。
大人 600円(540円)、高校生・大学生400円(360円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、
障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

10. 展示資料数

約40件

11. おもな展示資料など展覧会詳細