【プレスリリース】大阪歴史博物館:リアル謎解きゲーム開催について(開始日:2021年7月1日)
大阪歴史博物館では、令和3年7月1日(木)から、館内および難波宮跡(なにわのみやあと)公園においてリアル謎解きゲーム「時をさまよう皇子(おうじ)と失われた都(みやこ)」を開催します。
古代の大阪は難波(なにわ)と呼ばれ、海を通じて東アジア世界とつながっていました。難波には港が開かれ、人や文化が行きかう重要な拠点でありました。長く続いた飛鳥(あすか)の朝廷は、645年のクーデター「乙巳(いっし)の変」の後、「大化(たいか)の改新(かいしん)」と呼ばれる政治改革によりその舞台を難波に遷(うつ)します。中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)によって導かれた新たな政権は、孝徳(こうとく)天皇を頂点とし、中国・朝鮮から取り入れたさまざまな政治制度の実現を目指すために、海に開けた難波の地を選びました。それこそが私たちが「前期難波宮(ぜんきなにわのみや)」と呼ぶ、飛鳥時代の難波宮(難波長柄豊碕宮・なにわながらとよさきのみや)です。かつて見たこともない壮麗な宮殿は、名実ともに難波が政治・経済・文化の中心となったことを内外に示すものでした。
飛鳥・奈良時代と呼ばれるように、古代の中心は現在の奈良県にあったと理解されていますが、大阪に古代の都が存在し、一時期日本の首都であったことをご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私たち大阪歴史博物館は2001年に難波宮跡の一角に開館し、遺跡保存と同時に難波宮の展示・研究を重ねてまいりました。その成果を、より多くのみなさまに知っていただくために、展示とは異なるアプローチでリアル謎解きゲームを企画いたしました。
中大兄皇子とともに当館の展示と難波宮跡公園を巡り、安全にお気をつけいただきながら「時をさまよう皇子と失われた都」の謎解きをお楽しみください。
1. タイトル
リアル謎解きゲーム「時をさまよう皇子(おうじ)と失われた都(みやこ)」
2. 主催
大阪歴史博物館
3. 開始日
令和3年7月1日(木)
火曜日休館 ※8月10日(火)は開館
4. 開館時間
午前9時30分~午後5時
※令和3年7月3日~8月15日および10月2日~12月5日の金曜日は特別展開催にともなう夜間開館のため、午後8時まで
※入館は閉館の30分前まで
5. 会場
大阪歴史博物館 および 難波宮跡公園
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
電話:06-6946-5728
FAX:06-6946-2662
大阪歴史博物館HP トップページ
(最寄駅)
Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅②号・⑨号出口
大阪シティバス「馬場町」バス停前
6. 価格
前売 2,200円(チケット予約サイト「パスマーケット(※※)」での販売のみ)
当日 2,500円
※大阪歴史博物館入館料を含む
※パスマーケットおよび当館1階受付での販売となります
※前売(事前購入)の販売は6月28日より開始
※販売数に達し次第終了となります
※※PassMarket(パスマーケット)とはYahoo!JAPANのデジタルチケットです。
※※PassMarketご利用の流れについては こちら をご参照ください。
7. 実施内容
参加者は、まず当館受付で問題キットを受け取ります。そして、大阪歴史博物館と難波宮跡公園の設問ポイントを巡りながら、問題キットに書かれた謎を解いていきます。すべての謎をクリアした方には、展示パンフレット『展示の見所』を進呈します。
8. 公式サイト・公式Twitter
9. 取材について
取材をご希望の場合は、事前に下記担当までご連絡ください。
大阪歴史博物館 総務課
電話:06-6946-5728
FAX:06-6946-2662